もののけ姫|サンの母親がエボシ様と考える3つの理由!モロが赤子(サン)を食べなかった理由は?

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もののけ姫のアシタカとサンの画像
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もののけ姫のヒロイン、サン。

そのサンですが山犬のモロに生贄として差し出された赤子でした。

普通であればその時点で赤子(サン)を食べるのかな?と思いますが、そうしなかったモロの理由は何でしょうか?

また、その時、モロに赤子(サン)を差し出したのがエボシ様=サンの母親ではないか?という都市伝説もありますが、実際はどうなんでしょうか?

サンがエボシ様と親子関係だと考えられる3つの理由を考察してみました。

目次
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もののけ姫|モロが赤子(サン)を食べなかった理由は?

サンの画像

もののけ姫で、山犬のモロがアシタカに対してサンの出生を言っていました。

それが、このシーンです。

「黙れ小僧!お前にあの子の不幸が癒せるのか?森を犯した人間が我が牙を逃れるために、投げてよこした赤子がサンだ!」

赤子=サンなのですが、人間が森を開拓する際に、生贄としてモロに差し出されたのがサンでした。

モロの山犬一族ですが、もののけ姫の世界では人間に憎しみを持っているように描かれています。

それであればその赤子を食べるというのも不思議ではないと思うのですが、モロはそうせずもののけ姫として育てます。

モロが赤子=サンを食べなかった理由は何でしょうか?

モロが赤子(サン)を食べなかった理由は?

捨てられた赤子を哀れに思ったから育てた。

と、考えるのが普通かもしれません。

ですが、あの宮崎駿監督はもっと深い所まで考えているとおもいます。

それは、モロは人間も森(自然)の一部と考えているからではないでしょうか?

ただし、モロがいう人間はタタラ場のように文明を発達させた人間ではなく、大昔、森と共存していた時代の人間。

だからこそ、そういう人間を残したいと思い、サンを育てたのではないかと思います。

もののけ姫|サンの母親はエボシ様?

エボシ様の画像

もののけ姫でサンの母親が誰か?というのは語られていません。

モロがいうには

「黙れ小僧!お前にあの子の不幸が癒せるのか?森を犯した人間が我が牙を逃れるために、投げてよこした赤子がサンだ!」

というように、「森を犯した人間」とだけ言っています。

このもののけ姫で森を犯した人間=タタラ場の人々ということになると思います。

※タタラ場以外で森を犯した人間もいるとは思いますが、そうすると話が広がりすぎるのでここはそうさせてください。

では、そのタタラ場の中で誰がサンの母親になるのでしょうか?

それを深く考察する前に、エボシ様の設定を見ていきましょう!

エボシ様は海賊の棟梁の嫁!

エボシ様の設定ですが、宮崎駿監督のメモには

というように、

“海外に売られ、倭寇の頭目の妻となり、頭角を現し、ついに頭目を殺し、その金品を持って自分の故郷に戻ってきた”

書かれています。

エボシ様自身も海賊に売られ、その海賊の頭の妻になるが、その頭を退治して、自分の故郷に帰ってきた。

そこで、自分と同じような境遇の女性たちを救済する道を選び、タタラ場を作ったのではないでしょうか。

で、海賊の頭の妻であれば子供がいてもおかしくはありません。

ただ、もののけ姫の中でエボシ様に子供がいたという事実はでてきませんので証拠というほどのものではありませんが。

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もののけ姫|サンの母親はエボシ様と考える3つの理由!

ちなみにサンの母親がエボシ様というのは、もののけ姫の中には伏線も出てきません。

ただ、だからこそ怪しいのではないか?と思います。

エボシ様の場合、宮崎駿監督は上記のように事細かいメモを残しています。

でも、サンに至っては

「森を犯した人が、山犬を恐れて、生贄として赤子を捨てて行った」

というだけのもの。

逆に触れられない?触れられたくない?理由があるのではないでしょうか?

で、その理由というのがサンの母親がエボシ様で、サンとエボシ様は親子という説です。

サンの母親はエボシ様と思う理由その①ータタラ場に子供がいない!?

タタラ場ですが男女もいて、夫婦関係の人もいるのに子供が出てきていません。

これはタタラ場自体に育児制限というか、なにか掟があるからじゃないか?と考えられます。

ですが、そうは言ってもなかなか人ってそんなものを守りませんよね?

ただ、自分たちのリーダーであるエボシ様が、大事な子を自分たちのために捨てた。というのであれば皆が納得すると思います。

そこから考えるにエボシ様には子供がいて、その子供を捨てたのではないでしょうか?

サンの母親はエボシ様と思う理由その②ーエボシ様とサンは同等の身体能力!

サンとエボシ様の画像

サンもエボシ様を暗殺するために単身タタラ場に乗り込むぐらいの身体能力があります。

そのサンが本気でエボシ様に襲い掛かっているのに、エボシ様は本気で相手をしていません。

同じぐらいの身体能力があって、格闘術や剣術でサンに勝っているにもかかわらず、サンに致命傷を与えず、疲れるのを待っている感じです。

エボシ様は疲れたら、捕らえるつもりだったのではないでしょうか。

ただ、エボシ様の表情ではそれを読み解くことができません。

まぁ、サンに知られたら逃げられますし、タタラ場の人からしたらやっつけてほしい対象なので、「殺してやる!」という雰囲気で戦うしかないんですが。

行動自体はそうではなく、サンが疲れるのを待っているような感じなのです。

そこからエボシ様はサンに特別な感情があるのではないか?と察することができると思います。

サンの母親はエボシ様と思う理由その③ーエボシ様とモロの対比構造

モロもサンが人間の世界に戻ることをよしとしてます。

それがこのシーン

サンが乙事主の目になると言った時に、

モロが「お前にはあの若者と生きる道もあるのだが」といっています。

ここから、モロはサンが人間の世界に戻ることを否定はしていないことが分かります。

そこから場面を幾分か巻き戻して、アシタカにモロが問いただしているシーン。

モロが左からアシタカに

「どうやって生きるというのだ? サンと共に人間と戦うのか?」

と問いただします。

その後、同じようにアシタカにサンのことについてエボシ様が問いただすシーンがあります。

エボシ様も右からアシタカに

「シシ神殺しをやめて、サムライ殺しをやれというのか?」

と問いただしています。

この間にいるアシタカはたまったものではないですよね。。。

こんな恐ろしい母親2人から、うちの娘の将来のことをどう考えているんだ?と問われていると考えると。。。

ですが、その娘(サン)を思う同じ問いをモロは左から、エボシ様は右から描くことで、意図的に母親と描いているのではないでしょうか?

と、この3つの理由からエボシ様には子供がいて、その子供はサンではないか?という都市伝説の考察をしてみました。

まとめ:もののけ姫|サンの母親がエボシ様と考える3つの理由!モロが赤子(サン)を食べなかった理由は?

今回は、もののけ姫で、モロが生贄として差し出された赤子(サン)を食べなかった理由

サンの母親がエボシ様ではないか?と考える3つの理由を解説させていただきました。

ただ、どれも宮崎駿監督が明確に言っているわけではなく、映画の中にも描かれていないので憶測にはなってしまいます。

また、今回の考察をするに至って

岡田斗司夫公式ブログと 岡田斗司夫 さんのユーチューブチャンネルを参考にさせていただきました。

もしご興味がある方はご覧になっていただき、 岡田斗司夫 さんのユーチューブチャンネルに「いいね」とチャンネル登録もよろしくお願いいたします。

また、岡田斗司夫公式ブログのリンクはこちらになります。ぜひご覧になってください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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